おままごとにも使えるフェルトで作る可愛いキャンディ!
子どもも大人も大好きなキャンディ。その可愛らしいコロンとしたフォルムを見るとなんとなく心が和みます。もしそれでいつでも遊べたら。もしそれがママの手作りだったら。
そんな素敵な「もし」が叶う、フェルトの手作りおもちゃです。おままごとなどの遊びに使うだけではなく、ブローチやヘアゴムに仕立てる方法もご紹介します。
材料は100円ショップで手に入るので、お財布にも優しい手作りおもちゃです!
フェルトで作るキャンディの作り方
ここでは基本的なキャンディの作り方といっしょに、スパンコールの付け方や飾り縫いをご紹介していきます。応用の利く縫い方ばかりですので、皆さんはお好きな飾り付けにチャレンジして下さいね。
- フェルト
- 刺繍糸
- 手芸綿
- ビーズやスパンコールなど
- 縫い針
- 裁ちばさみ
- 定規
【作り方】
まず始めにフェルトを8cm×8cmの正方形に切ります。
次に刺繍糸を使って飾りを付けていきます。刺繍糸は絡まらないように端からそっと引き出して使います。まずは使いやすいように50cmくらいに切ります。
刺繍糸は6本の細い糸が集まって1本になっています。そのままでは太すぎるのでそこから2本だけを分けて使います。これを2本取りと言います。
勢いよく引っ張ると絡まってしまうので、端の方からゆっくりと分けていきましょう。下の方の糸を宙に浮かせた状態で分けていくと、グルグル回りながら分かれていきます。
2本の糸をまとめて針に通したら、片側だけに玉結びを作ります。フェルトの後ろ側から針を刺し、スパンコールの穴に針を通します。
ビーズを針に通します。
針を引き抜き、裏の玉結びでしっかり止まるまで引きます。
それから再び、今度は表側からスパンコールの穴に針を刺して、きちんと固定するまで裏側に引き、緩まないように気をつけながら玉留めします。
これでスパンコールが付きました。
次に簡単な刺繍をします。今回は下絵なしで刺していますが、慣れないうちはチャコペンシルなどで図案を描くと刺しやすいと思います。
まず裏から針を出します。位置は図案の端から一針分進んだあたりです。
2~3mmくらい離れたところに針を刺します。このとき刺すのが図案の端になります。つまり一針分戻ったということです。
今刺したところから図案の進む方向へ針を出します
また後ろに戻り、先ほどのステッチにつながる位置に針を刺します。
糸を引くとこのようになり、図案がつながります。
さらに進行方向に針を出します。
先ほどのステッチの端に戻り、針を刺します。
これを繰り返して図案を刺していきます。この縫い方をバックステッチと呼びます。バックステッチの利点は図案をそのまま刺繍にできることです。どんな図案にも応用できますので試してみて下さいね。
これでバックステッチ部分が刺し終わりました。
次は玉留めで刺すステッチです。花や実などの表現に使えます。スパンコールを留めるのにビーズがない場合もこの方法で留めることができますよ。
まず、刺したい場所に針を出します。このとき、裏側に玉結びを作っておくことを忘れないで下さい。
表側で玉留めをします。浮かないように気をつけましょう。
玉留めした場所の際に針を刺し、糸を裏側に引きます。
これを繰り返して模様を作っていきます。
模様の途中では裏側に玉留めをする必要はありません。表側だけに玉留めをしていきます。ただし、模様を作り終わったら、必ず裏側で玉留めしましょう。
表側で玉留めしているので忘れがちですが、裏側できちんと留めないとほつれてきてしまいます。これで刺繍は終了です。
次に形を作っていきます。まず、閉じる辺の端に裏側から針を刺します。
フェルトを写真のように輪にして、2枚をかがっていきます。できるだけ均等な間隔で刺していくときれいに仕上がります。
端までかがったら内側に針を出し、玉留めをします。
端から2cmくらいのところに内側から針を入れ、表から出します。引っ張ったときに抜けないように、このときの玉結びは大きめに作っておきましょう。
筒状になっているところに2回糸を巻き付けます。
糸をギュッと強く引き、筒を絞ります。
すぼまったところにさらに2回ほど糸を巻き付けてから内側に針を出します。このとき表面から見て凹になっているところに刺すと、裏側では凸になり、玉留めがしやすいです。
片方の口が閉じたので綿を入れます。少ないと貼り感が出ないので、ちょっと多めに詰めましょう。押したときにあまりへこまないくらいがちょうどいいです。
綿を詰めたら、先ほどと同じくらいの位置から針を出します。
糸を2回巻き付けます。
糸を引き絞りますが、今度は綿が入っているので一気には絞れません。綿が戻ってこようとするのを少し押し込んでは絞り、押し込んでは絞りを繰り返し、根気よく口が閉じるまで絞って下さい。
絞り終わったらくびれに2回糸を巻き付けます。
内側で玉留めをしてキャンディの完成です!
フェルトキャンディーをブローチに!仕立て方
キャンディと1cm×1.5cmのフェルト、ブローチピン(安全ピンでも作れます)を用意します。
ここではブローチピンを使って説明していきます。ブローチピンには2カ所穴が空いているので、その穴を利用してキャンディの裏側に縫い付けます。
安全ピンの場合は、開かない方の針を巻きかがりのようにしてざっくりと縫い付けておきます。ピンの上に1cm×1.5cmのフェルトを縫い付けていきます。
写真のように小さいフェルトと本体両方にしっかりと糸が渡るように縫い付けます。
両側を縫い付けたら完成です!
フェルトキャンディーを可愛いヘアゴムに!仕立て方
キャンディと1.5cm×1.5cmのフェルト、ヘアゴムを用意します。ヘアゴムは輪になっているものが使いやすいですが、結び目のあるものでも構いません。その場合は結び目を隠すように付けます。
写真では結び目のあるものを使っています。
まず、1.5cm×1.5cmのフェルトの一辺をキャンディの裏側に縫い付けていきます。
片側を縫い付け終わったら、ゴムを挟み込みます。このとき、結び目があるゴムは結び目を小さなフェルトの中に入れ込みます。
ゴムを縫わないように気をつけながら、反対側を縫い付けたら完成です!
自分流にアレンジしてみましょう!
基本のキャンディの作り方、簡単な刺繍をご紹介しましたが、「刺繍が面倒」という方もいらっしゃると思います。
キラキラをたくさん付けても可愛いですし、バックステッチを使ってお子さんが描いた絵をキャンディにするのも素敵ですね。
今回は8cm×8cmの大きさで作りましたが、大きさを変えて作っても楽しめます。100円ショップで大きなフェルトも購入できますので、特大クッションサイズを作ってみるのも面白いかも。
フェルトは切りっぱなしOKですので、ピンキングばさみをお持ちなら縁をギザギザにすることもできます。オリジナルのキャンディをたくさん作って楽しんで下さいね。
合わせて読みたい
Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function related_posts() in /home/webmagazine2/tsukumana-kids.jp/public_html/wp/wp-content/themes/wk_nondesign/single.php:140 Stack trace: #0 /home/webmagazine2/tsukumana-kids.jp/public_html/wp/wp-includes/template-loader.php(74): include() #1 /home/webmagazine2/tsukumana-kids.jp/public_html/wp/wp-blog-header.php(19): require_once('/home/webmagazi...') #2 /home/webmagazine2/tsukumana-kids.jp/public_html/index.php(17): require('/home/webmagazi...') #3 {main} thrown in /home/webmagazine2/tsukumana-kids.jp/public_html/wp/wp-content/themes/wk_nondesign/single.php on line 140