フェルトを使って色を覚えられる知育おもちゃを作ろう!
赤ちゃんは成長するにつれて、だんだん色を区別できるようになり、色という概念を理解していきます。周りのものを使って1つずつママが教えていったり、色の出てくる歌を歌ったり、子供に色を教える方法は様々ですが、色を覚えられる知育おもちゃがあれば、遊びながら楽しく学ぶことができます。
色を覚えることは色彩感覚を育て、感受性も豊かにしてくれます。最初からたくさんの色を見せても赤ちゃんは混乱してしまうので、少しずつしっかり記憶できるように手助けしてあげられる知育おもちゃを作ってみましょう。
もちろん成長には個人差があり、色に興味を持つ時期も子供によって違ってきます。まだ色に興味ない子も興味津々になるような、フェルトで作れる知育おもちゃを3つご紹介します。
目次
赤、青、黄色を覚えられるサイコロ型のおもちゃ
まず最初に覚えたい色は、赤、青、黄色の基本色かと思います。はっきりした色なので区別しやすく、信号の色でもあるので街で見かける機会も多いですよね。
赤ちゃんが生まれて初めて識別できるようになるのが赤色で、次に青と黄色がわかるようになるとも言われています。基礎となるこの3色を覚えられるサイコロ型のおもちゃを作ってみましょう。
転がしたら色が変わることは、サイコロを知っている大人にとっては当たり前のことですが、子どもには良い刺激になり、楽しんで遊んでくれるはずです。
- フェルト 赤、青、黄色 各5㎝×10㎝
- 厚紙 21㎝×17㎝
- 両面テープ、セロテープ、刺繍糸、新聞紙など中に詰めるもの 適量
作り方
まず、厚紙にサイコロの展開図を書きます。斜線部分はのりしろで、幅は1㎝です。
ハサミで周囲を切っていきます。
のりしろの部分に両面テープを貼ってくっつけ、サイコロ型にしていきます。
全部閉じてセロテープで貼り付け、サイコロ型を完成させます。
フェルトを5㎝×5㎝に切り、1色2枚ずつ計6枚用意します。
それぞれの面に両面テープで貼り付け、辺を刺繍糸で巻きかがりで縫っていきます。全ての辺を縫い終えたら完成です。
転がして、「これは何色かな?」と問いかけ、覚える手助けをしてあげましょう。
色を増やしたサイコロで、白、黒、緑色も覚えよう!
赤、青、黄色を覚えられたら、他の色もあることを教えてあげましょう。基本色と同様に色がはっきりしている白、黒、緑の3色増やしたサイコロを作ってみましょう。
最初のサイコロでは同じ色を2面ずつ使いましたが、6面6色で全て色を変えてみました。強度のある牛乳パックで、少し大きめのサイコロを作る方法をご紹介します。
- フェルト 赤、青、黄、白、黒、緑 各7.1㎝×7.1㎝
- 牛乳パック 1つ分
- 両面テープ、セロテープ、刺繍糸、新聞紙など中に詰めるもの 適量
作り方
牛乳パックを底から14㎝残して切ります。
さらに底から7㎝の部分に印をつけて切り、写真のような形にします。
中に新聞紙などを詰めて蓋を閉め、セロテープを貼り、サイコロ型を完成させます。
6色のフェルトを用意します。
全ての辺を縫い終えたら完成です。
サイコロを使って、着せ替えごっこを楽しもう!
作ったサイコロを振って、帽子から順に出た色を着せていく着せ替えごっこをしてみましょう。帽子、ワンピース、靴の3つで色々なコーディネートを楽しめます。
土台となるクマさんを2つ作って、どっちがオシャレにできるかママと競うのも面白いですね。
- フェルト 赤、青、黄、白、黒、緑 各10㎝×10㎝
- フェルト クマさん用 茶色 15㎝×8㎝
- 手芸用ボンド、刺繍糸 適量
作り方
茶色のフェルトでクマを作ります。顔の部分は約5㎝×5㎝、胴体は約8㎝×6㎝の前長13㎝ほどのクマにします。目や口は手芸用ボンドまたは刺繍糸を使ってくっつけます。
クマの大きさに合わせてフェルトを切り、帽子、ワンピ―ス、靴を作ります。
サイコロと同じ色で、6色の衣装を作り、色々な色でコーディネートして遊びます。
いろいろな色の動物をバスに乗せて、ほかの色も覚えよう!
サイコロの色を覚えられたら、ピンクや茶色、紫といった他の色も覚えましょう。バスに付けたポケットと同じ色の動物を探して、ポケットに入れていく遊びです。
綿を入れたり縫い合わせたりと動物を作るのに少々時間がかかりますが、動物の名前を覚えるときや、人形遊びとしても使えますので、作る価値ありの知育おもちゃです。
- フェルト 赤色 22㎝×15㎝、黒色 少量
- フェルト 8色 適量
- 手芸用ボンド、刺繍糸 適量
作り方
黒色のフェルトを丸く切りタイヤを作り、赤色のフェルトに貼り付けてバスを作ります。
8色のフェルトで4㎝×4㎝のポケットをそれぞれ作り、バスに縫い付けます。
動物を作っていきます。
同じ形の顔の形を2枚ずつ作ります。
目や鼻は手芸用ボンドで貼り付けたり、黒色の刺繍糸で縫い付けたりして付けます。
顔や模様をつけたら、2枚のフェルトを合わせて、中に綿を詰めながら縫い合わせていきます。
キリン以外の動物は顔に綿を詰めて縫い合わせます。
胴体の部分のフェルトを2枚ずつ用意します。
胴体にも綿を入れて縫い合わせ、先に作った顔の部分と合体させ、しっかりと縫います。
全て同じように縫い合わせたら人形の完成です。
同じ色のポケットに入れて遊びます。
手作り知育おもちゃで、たくさんの色に触れさせてあげよう
幼少期にたくさんの色に触れていると、色彩感覚が育まれたり感性が豊かになると言われています。たくさんの色を覚えていると、塗り絵を塗るときに色を使い分けたり、他の遊びも今まで以上に楽しむことができますね。
サイコロの色を変えたり、くまの服の色を増やしたり、フェルトを使えば他にもカラフルな知育おもちゃを作ることができます。様々な手作り知育おもちゃで楽しく色覚えできる環境を作ってあげましょう。
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