紐通しの練習ができる知育おもちゃをフェルトで手作りしよう
小さな子供が夢中になって遊ぶものの1つに紐通しがあります。穴に紐を通していく作業ですが、指先を使うことで手先が器用になり、集中力も身に付くので、幼児教育にも取り入れられています。
フェルトを使えば紐通しの練習ができるおもちゃを手作りすることができるので、2歳頃からの知育おもちゃとして、とてもおすすめです。短時間で作れるものやドーナツ型のもの、どの穴に通せばよいか考えながら遊べるものなど、6種類の紐通しのおもちゃの作り方をご紹介します。
目次
超簡単!短時間で、しかも少ない材料で作れる紐通しのおもちゃ
まずは、フェルトを丸めて縫うだけですぐにできる紐通しのおもちゃを紹介します。穴を大きめにすれば1歳後半頃の小さな子供でも楽しむことができて、紐通しデビューに最適です。
- フェルト 5㎝×5㎝ 6枚
- ひも 約35㎝
- 刺繍糸 適量
作り方
通したフェルトが落ちないようにするため、紐の片方の端は3回ほどっくくっておきます。
フェルトは半分に折って輪っかにして、刺繍糸3本取りで並縫いします。
他のフェルトも同じように縫います。
紐を通していって遊びます。
長さを半分にすると難易度が下がって通しやすくなりますが、誤飲の危険性があるので、長めの5㎝で作る方法をご紹介しました。誤飲の心配がない年齢であれば、短くしたフェルトをたくさん繋げてネックレスのようにして遊ぶのも楽しいです。
洗濯物を干そう!Tシャツを紐に通していく紐通しのおもちゃ
フェルトでTシャツを作り、洗濯物を干しながら紐通しの練習ができるおもちゃです。Tシャツには模様を付けたり、色を変えたりして可愛くして、楽しく洗濯物を干しましょう。
干し方は、袖に紐を通すタイプと、洗濯ばさみに紐を通して吊り下げるタイプと2種類あります。
袖に通して洗濯物を干していくタイプの作り方
- フェルト6色 6㎝×7㎝ 各2枚 計12枚
- ひも 約40㎝
- 刺繍糸 適量
作り方
フェルトを6㎝×7㎝の大きさでTシャツの形に切ります。各色2枚ずつ同じように作ります。
2枚を重ねて、肩の部分からかがり縫いしていきます。
首の部分は重ねずに縫います。
袖の部分は縫わずに、残りは全部縫います。
同じように6枚のTシャツを作ります。
紐は片方を3回丸結びして、端から紐を通していって遊びます。
袖に通して洗濯物を干していくタイプの作り方
- フェルト6色 6㎝×7㎝ 各2枚 計12枚
- 模様用のフェルト 少量
- 洗濯ばさみにするフェルト 12㎝×4㎝
- ひも 約40㎝
- 刺繍糸 適量
作り方
フェルトを6㎝×7㎝の大きさでTシャツの形に切ります。各色2枚ずつ同じものを作ります。
表面のTシャツには、好きな形に切ったフェルトを縫い付けて模様を付けます。手芸用ボンドで貼り付けても構いません。
2枚を重ねて全部を縫います。
縫い方は、並縫いでも可愛く仕上がります。
色々な模様を付けて、6枚のTシャツを作ります。
洗濯ばさみにする部分のフェルトを切り分けます。幅1㎝×4㎝を12個作ります。
両方の肩の部分に輪っかにして縫い付けます。
6枚とも同じように作り、端から紐を通していって遊びます。
ままごとや色形の勉強にも!そのままでも遊べる紐通しのおもちゃ
1つのおもちゃで違う遊び方もできると何回も遊べて良いですよね。そのままでもままごととして遊べるドーナツ型のおもちゃと、色や形を覚えるときにも使えるおもちゃを紹介します。
ドーナツ型の紐通しのおもちゃ
フェルトでドーナツを作って、その穴に紐を通していくおもちゃです。ドーナツのみでもままごと遊びに使え、見た目も可愛いです。
- フェルト ベージュ色 6㎝×6㎝ 6枚
- フェルト 茶色 6㎝×6㎝ 6枚
- トッピング用のフェルト 適量
- ひも 約40㎝
- 刺繍糸と綿 適量
作り方
6㎝×6㎝の円の形のフェルトを計12枚用意します。真ん中には紐が通るくらいの穴をあけます。フェルトを半分に折ってからゆっくり切ると穴があけられます。
上にチョコレート部分のフェルトを重ねて、刺繍糸で縫ってトッピングしていきます。
もう1枚のベージュのフェルトを下に重ねて、真ん中の穴部分をかがり縫いします。
周りもかがり縫いします。途中で綿を入れながら、最後まで縫います。
1つ目のドーナツの完成です。
色々なトッピングをして6個のドーナツを作ります。
紐を通して遊びます。
色や形も覚えられる紐通しのおもちゃ
作り方はドーナツと同じで、赤、黄、青の3色と、円、三角、四角の3つの形に変えたものです。色や形を覚えるのに役立ち、10個あるので数を覚える練習にもなります。
- フェルト ベージュ色 6㎝×6㎝ 6枚
- フェルト 茶色 6㎝×6㎝ 6枚
- トッピング用のフェルト 適量
- ひも 約40㎝
- 刺繍糸と綿 適量
作り方
フェルトを円、三角、四角の形に切り、ドーナツ同様2枚1組で使います。
真ん中からかがり縫いしていきます。
中に綿を詰めて、最後まで縫います。
同じように円や四角も作ります。
紐を通して遊びます。
どこに通せばよいか考えよう!ライオンの紐通しのおもちゃ
紐を通して縫うようにライオンのたてがみを完成させていくソーイングタイプのおもちゃです。たくさんある穴の中で、どの穴に通したらよいか、表から通すか裏から通すかを考えなければいけないので、指先の訓練のみならず、考える力も養えます。
- フェルト 黄色 18㎝×18㎝ 2枚
- フェルト 黒色 少量
- 毛糸またはひも 約90㎝
- 手芸用ボンドと糸 適量
作り方
黄色のフェルトを2枚用意して、片方には黒のフェルトを切って顔を作り、手芸用ボンドで貼るか糸で縫い付けます。
黄色のフェルト2枚の周囲をミシンで縫い合わせます。
チャコペン鉛筆などで、真ん中の4カ所に印をつけます。
それぞれの印の真ん中に、間隔が同じになるように4カ所に印をつけます。
印と印の間に、さらに印をつけます。先につけた印より少し内側になるようにします。計16ヵ所です。
印をつけたところに穴をあけます。目打ちや穴あけポンチを使ってください。
細いひもを使う場合は小さめの穴、太い紐を使う場合は大きめの穴をあけます。
あけた穴に毛糸や紐を通して遊びます。
子供の成長に合わせた知育おもちゃを作ってあげよう
子供にとって穴に紐を通すのは難しい作業です。最初は上手くできなくてイライラする子もいるでしょう。
なかなかできない場合は穴を大きくして作ったり、紐の太さを変えたりして、その時期に合わせた難易度で作ってあげてください。手作りおもちゃなら子供の発達に合わせてサイズを変えられるのも魅力の1つです。
また、一人で遊ぶのが苦手な子も、紐通しなら集中して遊べて達成感も得られます。慣れてきたらタイムを計ったり、ママと競争したりしても楽しいですね。
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