フェルトで作る簡単で可愛いリボン5種!女の子と一緒に作ってみよう
髪を結ったとき、可愛いリボンを着けたくなります。できるならお洋服に合わせてリボンも変えて
あげたいけど、市販品はそれなりのお値段だったり気に入ったものがなかったり。
そんな時、自分で作れたら色や形を工夫してお洋服に合わせられますよね。でも、縫ったりするのは苦手だし‥‥そんな方にピッタリなのがフェルトのリボンです!
切りっぱなしOK、針と糸も使いません。気軽に簡単にお作りいただけます。そして、せっかくリボンを作るならヘアゴムだけじゃなく、いろいろなことに使って楽しみたい!
形や作り方を変えればアレンジもし放題。今回は5種類のリボンの作り方とゴムや金具の付け方をご紹介します。
フェルトは手芸店でも1枚100円程度で手に入りますし、1枚のフェルトからいくつも作れるので、日常使いにも便利ですしお友達とお揃いにしても可愛いですね。
それでは早速作り方を見ていきましょう!
目次
1.ほぼ正方形から作る3つ山リボンのヘアゴム(基本編)
一番作りやすい大きさの、基本的なリボンになります。1枚仕立てで作りやすく、形もきれいです。それでは作っていきましょう!
- お好きなフェルト(1色または2色)
- ヘアゴム(できれば輪になっているもの)
- ハサミ
- 定規
- 木工用ボンド
本体部分になるフェルトを約9cm角に切ります。きちんと測っても構いませんし、サイズは大体でも構いません。
それよりも4つの角がきちんと直角になっていること、切ったところが直線になっていることが重要です。縦横の長さが同じでなくても角が直角で辺が直線ならばきれいなリボンになります。
もう1枚、中心のリボン留め部分のフェルトを幅約1.5cm長さ約7.5cmに切ります。
まずは本体部分を作っていきましょう。どのリボンを作るときも、この作業を始める前に木工用ボンドの蓋を開けていつでも使えるように用意しておくことをおすすめします。
本体のフェルトを半分に山折りにし、左右の真ん中にあたる部分を指で押さえておきます。この真ん中の山が一つ目の山になります。
半分に折った片側に山をひとつ作り、真ん中の山と合わせてまとめて押さえ込みます。二つ目の山ができた状態です。
反対側にも山を一つ作り、押さえます。これで三つの山が完成しました。この状態で山の高さを揃えてひだの入り具合を調整し、形を整えます。
左右のリボンが同じ大きさになるように、そして左右のひだができるだけ同じ形になるように気をつけるときれいなリボンができますよ!
形が決まったら押さえている指を少しだけゆるめ(形が変わらないよう注意!)、中心の山と山の谷間(2カ所)に木工用ボンドを入れて形が戻らなくなるまでしばらく押さえておきます。
完全に乾かなくても戻ってこなければ大丈夫です。手を空けたいときは木製の洗濯ばさみなど、あまり力の強くない跡の付きにくいもので押さえておいてもいいですよ。
表側がくっついたら裏返し、3カ所の谷間にも同様に木工用ボンドをつけ、押さえておきます。手を離してもそのままの形を保てるようになれば、次の作業に移れます。
次に、リボン留め用に切っておいたフェルトの端に木工用ボンドをつけ、本体のひだを寄せた側面部分に貼ります。できるだけ下の方の目立たないところから貼り始めるのがおすすめです。
そのまま中央の折りたたみ部分に一周巻き付けます。このとき、リボンの裏側にあたる部分にヘアゴムをいっしょに入れて巻き込みます。
輪になったゴムがなければ結んで輪にしたものでも構いません。その時は結び目が隠れるように結び目の部分をリボン留めの中に入れ込みましょう。
一周してみてリボン留めの端が裏側~側面にかかるあたりにくるようにします。表側の正面から見たときに端が目立たなければ大丈夫です。長すぎるようなら長さを合わせて切ります。
リボン留めの端にボンドをつけてしっかり貼り付けます。このとき、リボン留めが緩まないようにしっかりと引いてから留めるときれいです。
表側を見て形を確認し、歪みがあるようならボンドが乾かないうちに形を整えます。しっかり乾かして完成です!
2.2色使いのリボンヘアゴム
今度は2枚重ねて作るリボンになります。1枚の時よりは少しだけ難しくなりますが、グッと華やかさも増して素敵に仕上がりますよ!
- お好きなフェルト(2色または3色)
- ヘアゴム(できれば輪になっているもの)
- ハサミ
- 定規
- 木工用ボンド
本体部分の下になる色のフェルト(両端に色が出てきます)を縦7cm横10cmに切ります。上になる色のフェルトは縦7cm横7cmに切ります。
中心のリボン留め部分のフェルトを幅約1.5cm長さ約6cmに切ります。
本体部分の小さい方のフェルトを大きい方に重ねて置きます。このとき、はみ出している部分が左右同じ幅になるように気をつけましょう!
本体のフェルトを2枚重ねたまま小さい方を内側にして半分に谷折りにし、左右の真ん中にあたる部分を指で押さえておきます。重なっているので少し折りにくいですが、2枚ともしっかり折りましょう!
このとき、2枚のフェルトがずれてしまうときれいに仕上がらなくなってしまいます。できるだけズレないようにきっちり押さえ込むように気をつけて下さいね。
次に谷折りの手前側を二枚まとめて手前に折り返し、一つ目の山を作ります。ここもズレないように気をつけましょう!
残る向こう側も山折りにして二つ目の山にします。二つの山の高さを調整し、形を整えます。二つしか山がなく2枚重なっている分形がはっきり出やすいですから、しっかり調整してきれいな形を目指しましょう!
形が決まったら1のリボンの作り方と同様に押さえている指を少しだけゆるめ、谷間に木工用ボンドを入れて形が戻らなくなるまでしばらく押さえておきます。
表側がくっついたら裏返し、2カ所の谷間にも同様に木工用ボンドをつけ、形を作ります。
次に、基本編と同様にリボン留め用に切っておいたフェルトの端に木工用ボンドをつけ、本体のひだを寄せた側面部分に貼ります
そのまま中央の折りたたみ部分に一周巻き付けます。ヘアゴムもいっしょに入れて巻きます。リボン留めの長さは基本編を参考に調節して下さい。
リボン留めの端にボンドをつけてしっかり貼り付けます。
このとき、リボン留めが緩まないようにしっかりと引いてから留めましょう。2枚重ねはもったりと見えがちなので、1枚の時よりしっかり引き締めるときれいにできますよ。
表側を見て形を確認し、歪みがあるようならボンドが乾かないうちに形を整えます。しっかり乾かしたら完成です!
3.小ささが可愛いリボンのパッチン留め
一枚仕立て、二つ山の小さなリボンです。小さなお子さんの髪留めにもピッタリのサイズ感になります。
- お好きなフェルト(1色または2色)
- パッチン留め(台付きのものがベスト)
- ハサミ
- 定規
- 木工用ボンド
- グルーガン
本体部分になるフェルトを縦約4cm横約5cmに切ります。リボン留め部分のフェルトは幅約1cm長さ約4cmに切ります。
本体のフェルトを半分に谷折りにし、左右の真ん中にあたる部分を指で押さえておきます。
次に谷折りの手前側を手前に折り返し、一つ目の山を作ります。小さいので作業しにくいですが頑張りましょう!
同じように向こう側も山折りにし、二つ目の山を作ったら形を整えます。
基本編を参考に表と裏の折りたたみ部分の谷間にボンドを塗って押さえ、リボン形を作ります。
リボン留めの端にボンドをつけて本体の側面から折りたたみ部分に巻き付けます。パッチン留めにする場合は側面もよく見えるので、巻き終わりが裏の中心に来るのが理想的です。
巻き終わりを木工用ボンドで留めたら、表に返して形を整えよく乾かします。
しっかり乾いたらグルーガンでパッチン留め本体に貼り付けたら完成です。乾かないままグルーガンで付けるとしっかりと付かず、後で外れてしまうことがあるので注意して下さいね。
写真のような台付きのパッチン留めが付けやすいですが、手に入らない場合は普通のものでも大丈夫です。
グルーガンは熱くなりますので、お子さんといっしょに作業する場合は大人が扱うようにし、お子さんが触らないよう注意して下さいね!
4.折り返しのふんわりリボンブローチ仕立て
ふんわり感が可愛い、折り返して作るリボンです。布バッグなどに付けられるようにブローチピンをつけて仕上げました。厚みがある分しっかりしていて、型崩れもしにくいですよ!
- お好きなフェルト(1色または2色)
- ブローチピン25mm
- ハサミ
- 定規
- 布用両面テープ(なくてもOK)
- 木工用ボンド
フェルトを本体部分縦4cm横20cmと、リボン留め部分幅1.5cm長さ6cmに切ります。
本体部分の半分位置(10cmのところ)に印をつけます。隠れて見えなくなるので表側に浸透しなければ鉛筆やボールペンでも構いません。
布用両面テープを本体の両端の短い辺に貼り、フェルトを印の位置まで折り返して貼り合わせます。両面テープがなければ木工用ボンドで構いませんが、しっかり乾かしてから次の作業に入りましょう!
つなぎ目のない方が表側になります。表側を上にして谷折りにし、中央部分を押さえます。
谷折りの手前側で山を作ります。細くて2重になっているので固くてとても押さえにくいです。力を入れてしっかり押さえましょう!
向こう側も同じように折って山にし、形を整えます。
これまでと同様に谷部分に木工用ボンドを付けてしっかりと形を作ります。
リボン留めの端に木工用ボンドをつけ、折りたたみ部分に巻き始めます。このとき裏側にブローチピンをいっしょに巻き込んでいきます。
あらかじめブローチピンを両面テープで付け位置に固定しておくと動かず巻きやすくなりますよ。
巻き終わりを木工用ボンドで留めます。写真の位置で巻き終わりにすると、表から見たときにつなぎ目が目立たずきれいです。
表に返してできあがりです!
5.丸みが可愛い蝶々リボン
円形から作る変わったリボンです。一見難しそうに見えますが一枚仕立てですし、とても簡単です。できあがると蝶々のような可愛らしい形になりますよ。
- お好きなフェルト(1色または2色)
- ハサミ
- 定規
- 木工用ボンド
本体部分になるフェルトに丸いものを利用して線を引き、切ります。だいたい8cm~10cmくらいの大きさのものがあれば何でもOKです。小皿や缶などちょうどいいものを探してみて下さい。
線はボールペンや鉛筆など見やすいもので書いて構いませんが、切るときは線の内側を切って下さい。線の色が残るときれいに仕上がらなくなってしまいます。
リボン留め部分は幅1cm長さ6cmで切っておきます。
円を二つ折りにして、弧の部分の真ん中あたりをつまみます。
山の手前側に一つ山を作ります。
向こう側も同じように山を作ります。この状態で形を整えていきます。平らな辺がなく合わせる部分がわかりにくいため、よじれが生じてしまいがちです。
3つの山部分と2つの谷部分が平行になるように意識して整えていきましょう。
形が整ったら、これまでと同様に谷部分に木工用ボンドを付けてしっかりと形を作ります。
リボン留めの端に木工用ボンドをつけ、折りたたみ部分を一周させて裏で留めます。ヘアゴムやブローチピンを挟む場合はこの工程でいっしょに巻き込みましょう。
しっかり乾かしたらできあがりです!
金具や形や色を変えて、オリジナルのリボンを楽しみましょう!
いかがでしたか?いろいろな形や大きさでご紹介しましたが、基本的な作り方はそんなに変わりません。切りっぱなしなので行程も少なくてすみますし、慣れてくると短時間で作れるようになります。
ヘアアクセサリーとしてヘアゴムとパッチン留めをご紹介しましたが、小さいリボンを組み合わせてバレッタなどに仕立てても使い勝手がよく便利です。
こちらはグルーガンでバレッタ金具に取り付けました。色をグラデーションにすると華やかさも増します。
ブローチ仕立てにしたリボンは布バッグの飾りにしてもいいですし、お洋服に付けてお使いいただいても素敵です。特に冬のコートやもこもこバッグなどには素材感もピッタリ!
コサージュ用の台座の付いたクリップなどに貼り付けて、バッグの持ち手に付けても可愛いですね。ヘアゴムの代わりにDカンを付ければバッグチャームも簡単にできちゃいます。
最近では模様がプリントされたフェルトや透かしの入ったフェルトなども売られていますし、色も豊富にありますので素敵なアレンジがたくさん生まれそうです。
ぜひオリジナルの作品を作って楽しんで下さい!
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