ボタンかけの練習ができる知育おもちゃをフェルトで手作りしよう
子供は成長すると自分でできることがどんどん増えてきますよね。ボタンかけは子供にとって難しい動作ですが、上手にできるようになってくれると、1人でお着替えもできるようになり、ママも助かります。
遊び感覚でボタンかけが練習できる知育おもちゃを、フェルトで手作りしてみましょう。服のボタンには興味のない子も、
一見普通の布おもちゃなので夢中になる可能性大です。
簡単にできるものから、カラフルで可愛いおもちゃまで、ボタンかけが上手になる色々な知育おもちゃの作り方をご紹介します。
目次
超簡単ですぐに作れる!ボタンかけの練習ができるおもちゃ
まずは最も簡単に作れるぼたんかけ練習のおもちゃです。少ない材料でできて、裁縫が苦手なママでもすぐに作ることができる方法です。
- フェルト 3㎝×10㎝
- ボタン 1個
- 糸 適量
作り方
幅3㎝×長さ10㎝に短冊切りしたフェルトを用意します。
片方の端にボタンを縫い付けます。
反対側の端を折りながらハサミで切り込みを入れます。
切り込みを入れるだけでは丈夫さに欠けるので、切った部分をかがり縫いすると長く使えます。布の色と同じ色の刺繍糸を使うと目立ちません。
完成です。
1つ作るだけでも練習できますが、たくさん作れば繋げて何回も練習することができます。
4つ作るとこのように四角を作って遊ぶことができます。
カラフルで可愛い!同じ形を繋げていくタイプの作り方
同じ形を何個も繋げていって、ボタンをかける練習ができるおもちゃの作り方を紹介します。こちらでは作りやすいイモ虫、お花、電車の3つを選びましたが、星型や魚、車や新幹線などに変えて作ることもできますので、お子様の興味のあるもので作ってあげてくださいね。
イモ虫
- フェルト5色 各7㎝×7㎝、フェルト黒色 少し
- ボタン 4個
- 糸 適量
- 手芸用ボンド 少し
作り方
フェルトを直径7㎝の円に切ります。違う色のフェルトでも同じ円を作り、全部で5つ用意します。
円の端にボタンを縫い付け、反対側に切り込みを入れます。
ボタンの周囲をかがり縫いします。
顔にする円にだけボタンを付けず、残りは同じようにボタンと切り込みを入れます。
顔は黒のフェルトを切って作ります。手芸用ボンドで貼って付けるか、糸で縫い付けたら完成です。
お花
- フェルト5色 各7㎝×7㎝、フェルト黄色 少し
- ボタン 5個
- 糸 適量
- 手芸用ボンド 少し
作り方
フェルトを花の形に切り、同じものを5個作ります。黄色のフェルトは丸く切って、真ん中に手芸用ボンドで貼るか糸で縫い付けます。
左の花びら部分にボタンを縫い付け、右には切り込みを入れてかがり縫いして、ボタンを通す穴を作ります。
他の花も同様に作れば完成です。
電車
- フェルト4色 各5㎝×6㎝、フェルト白、黒、グレー 少し
- ボタン 5個
- 糸 適量
- 手芸用ボンド 少し
作り方
フェルトで電車を作ります。縦5㎝×横6㎝のフェルトに窓とタイヤを手芸用ボンドで貼り付けるか、糸で縫い付けます。
グレーのフェルトは幅1.5㎝×長さ3㎝ほどの大きさに切り、同じものを4つ作ります。
グレーのフェルトの右端にボタンを縫い付け、電車の左端にボタンを通す穴を作ります。
電車の右端にグレーのフェルトを糸で縫い付けます。
同じものを4つ作って完成です。
お子様ランチや木を完成させよう!土台に飾り付けしていくタイプの作り方
こちらも子供が夢中になれる要素が満載の知育おもちゃです。お皿に食べ物をボタンでくっつけていくタイプと木に果物をボタンでくっつけていくタイプを紹介します。
お子様ランチ
- お皿用のフェルト 白色 約15㎝×20㎝
- おかず用のフェルト 適量
- ボタン 5個
- 糸と手芸用ボンド 適量
作り方
白いフェルトを15㎝×20㎝の楕円形に切り、お皿を作ります。おかずもフェルトで5種類作ります。トマトのヘタやエビフライのしっぽは手芸用ボンドで接着するか糸で縫い付けます。
おかずそれぞれにボタンを通す穴を作ります。
おにぎりは単品でも遊べるように、ごはんの部分にボタンを付けて、海苔の部分に穴をあけます。
ボタンを掛けるとおにぎりの完成です。
配置する位置を決めて、お皿にボタンを5カ所縫い付けます。
完成です。
りんごの木
- フェルト緑色 22㎝×15㎝、茶色10㎝×10㎝
- フェルト赤色 20㎝×20㎝ 黒色 少し
- ボタン 5個
- 糸と手芸用ボンド 適量
作り方
緑色と茶色のフェルトで、全長縦22㎝×横22㎝くらいになるように木を作ります。
直径4~5㎝のりんごを5つ作ります。黒い部分は手芸用ボンドで貼るか糸で縫い付けます。
りんごにはボタンを通す穴を作ります。
木にはボタンを5つ縫い付けます。
完成です。
りんごのほかにバナナやブドウなど違う果物に変えてもカラフルで楽しめます。
好きな色合いで作って、オリジナルの知育おもちゃをたくさん作ろう!
ボタンかけは子供が成長していく上で必ず通る過程です。生活に必要な動作をおもちゃで遊びながら自然に習得できると、ママも子供も嬉しいですよね。
ボタンのほかにスナップボタンやマジックテープなどに変えて作っても良いですし、大きいボタンに慣れてきたら、小さめのボタンや違う形のボタンで作ってみても指先を使う練習ができるのでおすすめです。子供の好きな色合いで作れるのも手作りおもちゃの魅力です。
世界で一つのオリジナル知育おもちゃをどんどん作ってあげましょう。
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